誰の人生にも終わりはあります。
今から自分の最期について考えておく、というのはまことに潔く私も学びたいと思っているところです。
実はエンディングノート、私も自作しました。
市販の「ノート」の批判は控えますが、満足できませんでした。
このことについてはいずれブログに詳しく書きます。
自製のエンディングノートを私は「サバイバル・カルテ」と命名しました。
自分でノートを作ってみて感じたこと────
病気になったらこう、介護が必要になったらこう、認知の障害が出てきたら・・・・と、
その時々の「こうしてほしい」を書くのはまあよいとして、
このノートを「死んだらこうしてほしいノート」にはしたくないな、と思ったのでした。

老後という長い下り坂を生き抜けるよう「サバイバルカルテ」を作った
私事で恐縮ですが、父が今年の正月3日に脳梗塞で倒れました。
90歳、歳に不足はないとはいえ、「高齢だからもうどうなってもいい」ということは絶対にない、と痛感しました。
最期の日が来るまで生き抜かなければいけない、油断なく、
不意を突かれないようていねいに老後を生きたいと思ったのです。
その点、自分の来し方から「これから」のことを記すノートは、
まさに生き残っていくためのカルテなのだと思います。
このカルテを私は、自分の仕事のためにも使うことにしました。
財産の現況はそのまま「財産目録」にも使えます。
病気などへの姿勢は自分の死生観そのままですし、遺言書を書くときの参考になりそうです。
ノートそのもので料金をいただくつもりはありませんので、
遺言書作成や相続対策で相談に来られたお客様にお渡しして、
今後のプラン作成のための情報共有用ツールとして使っています。
「相続対策」を行うには、「なぜそれをするのか」が重要になります。
目的の明確化、ということですが、実は「目的」を知るには
その人の”背景情報”をどうしても知っておかなければなりません。
要するにお客様がどんな考えでどのように生きてきたか、という情報。
生きてきた延長として「こうしたい」が出てくるわけです。
サバイバル・カルテは”聴き取り帳”としてうってつけなんです。
これをおひとりで書くのは、実は大きなエネルギーを要します。
ですからお客様と面談しながら、私が書きとめることが多いです。
少し時間はかかりますが、この時間の共有はとても「対策」の役に立ちます。
お客様が本当に望まれることが何なのか、見えてくる場合が多いのです。
ですから、あなたにもこのノートをおすすめします。
「相続対策」とは関係なしに、あなたを見つめるノートとしてお使いください。
《書きたい》と思った方にはお譲りしますので、お申し込みください。
私はバインダーにとじて使っていますので、冊子にはしておりません。
ですので1枚1枚カラープリントしてお渡しすることになるので、
申し込みは実際にノートを使う人だけにしてくださいね。
※プリント代(数十円)と郵送代だけご負担ください。
◆ノートの申し込みは以下のメールフォームから。
◆終活・エンディングに関するセミナーも行っています。
興味がある方はこれも下記フォームからお問い合わせください。
<相続対策の総合プロデューサー 石川秀樹(ジャーナリスト、行政書士)>
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